生老病死はこの世に生まれた以上、誰にとっても避けられないもの。
生まれるということ
老いるということ
病むということ
死ぬということ
あなたはどう受けめますか
この深い問いのもとに、地域コミュニティーでワークショップをしました。
従来の公衆衛生が前提としている人間像は、合理的判断をする人々を想定していました。
それらは西欧的科学の世界観です。
私たちは、西洋の近代化の恩恵を受けつつも、暮らしのなかで、さまざまなものを、周縁化され零れ落ちる世界も、地域が受け止める力がかつてはあった。
がんになっても、ひとは治療のためだけに生き延びるのではありません。
この地には、土徳という概念があり、身土不二、土地のものを食べていけば健康に生きていける、というもの。
治未病の概念が古くからある。がんという疾病は、そのひとがどう生きてきて、どう生きたいのかを深く問うてくるやまいであるということ
地域の方たちから学んでいます。