手仕事がつなぐもの

 山深いこの土地は、縄文時代から人がすんでいたといわれていますが、そこに源平の戦いに敗れた京都の平家の人びとが落ち延びて暮らしたといわれています。それゆえ、京都の文化のような雅な風情も残っているといわれています。そのひとつが和紙。五箇山和紙として、人の手仕事として受け継がれてきました。 遠く離れた中国の方たちとの書を通じた交流もあるようです。